ホームページの開設(その1)
ホームページを開設しようとした理由
大阪・兵庫が地盤で、品質管理・生産性向上等の 「工場経営改善」 を得意とするコンサルタント、 薄木栄治 です。
さて、前回のブログでは 「確定申告」 の経験について記載しましたが、今回は、自分でホームページを開設した時のエピソードについて紹介いたします。 これから、ホームページを開設されようとされている方のご参考になれば幸いです。
私は、昨年の1月に、工場経営の改善を得意とするコンサルタントと銘打って開業しましたが、開業に際して以前からホームページを作りたいと考えていました。 理由は、シントリー経営研究所を知って頂きたいというのは当然のことですが、経営コンサルタントとして経営者にホームページの改善についてもアドバイスできればいいなと考え、そのためには自分自身がホームページの作成方法を学ぶ必要があると考えたからです。
と思いながらも、まとまった時間が簡単には取れず延び延びにしていたのですが、昨年の2月からコロナの影響で外出することもできない状況となり、暇な時間ができましたので、ホームページの開設に取り掛かりました。
ホームページ作成ソフトの決定
ホームページを自分で作るために、まず、最初に実施したことはホームページ作成ソフトを決めることです。 将来、ホームページの改善のアドバイスも実施したいと考えていましたので、
- 初心者でも作成することができること
- SEO対策などそれなりに工夫をすることができること
- 世の中で広く使われていること
- 無料であること
を条件として考えました。
上記をベースに、ネットの比較サイトを検索してみると、数多くの作成ソフトがあり、目移りしたのですが、「WordPress」 というソフトが上記の条件を満たすと考えこのソフトに決めました。 また、このソフトについては、指南書も数多く出版されており、困ったときに容易に調べることができると考えたことも選択の理由の一つです。
コンテンツの検討
作成ソフトを 「WordPress」 と決め、次には指南書を買い、勉強を始めました。 指南書では、ホームページ開設に取り掛かる前に、コンテンツを事前に作っておく必要があると記載されていました。 ホームページを開設しようとしてソフトをインストールしても、書く内容がなければただの箱ですよね。
そこで、同業者であるコンサルタントのホームページを数多く拝見し、参考にさせて頂きました。 それぞれ、特徴のある個性的な内容でありましたが、自分が逆に依頼者であればどのような情報が欲しいかなと考え、下記の4点を中心にした構成にしようと決めました。
- 自分のポリシー
- 自分の経歴
- 自分の強み(できること)
- サービスの内容
この構成で、コンテンツを考えていると、自分の考えが少しずつ整理されていき、その後のコンサルタントとしての活動の指針ができたようにも思います。
また、このコンテンツは 「経歴書」 としてもまとめ、リアルでお客様にお会いした時に渡せるようにもしています。
「ポリシー」 について
上記の項目の中でも特に重要である 「自分のポリシー」 について、少し説明します。 これからコンサルという事業を始める上でも、最も基本的な 「行動指針」 であり、真剣に考え、悩んだ結果、最終的には下記の3点としました。
- 経営者の事業に対する思いに寄り添い、経営をサポートするパートナーを目指します。
- 常に、本質を見つけ出し、その中から根本的な改善を考えます。
- 「人」は「会社の宝」、常に人の成長を考え、共に行動します。
この中でも、最初の 「経営者の事業に対する思いに寄り添い」 というところが最も重要であると考えています。 どのような小さな会社の経営者であっても、会社を設立し、継続してこられたことは、他人では伺えない苦労や悩みがあったことと思います。 その思いをまず理解し、敬意を表した上で少しでもサポートをしたいと考え、ポリシーのトップに入れました。
また、課題や問題に対して、その事象の本質を見つけ出せなければ、その対応策は、ピントがずれたものになり、その対応のために投じた工数は全て無駄になってしまいます。 本質は、絶対に逃さないように常に心掛けていきたいと考えています。
このようなことを考えながら最低限必要なコンテンツを作りあげ、実際のホームページ開設に向けての準備を進めていきました。
今回はここまでで、次回には、実際のレンタルサーバーの契約や 「WordPress」 のインストール作業などについて紹介いたします。